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ドル/円の大幅下落は始まったのか!?

上海市場の株価暴落に端を発した世界同時株安の影響を受けたドル/円相場は、前週19日からの下げ幅が8円に及び未だ落ち着きを取り戻していません。

ドル暴落.jpg

昨日、こうした先行きが見えなくなった時の「初心者のFX取引参入はヤケドをする!」「今は、じっと待機の時」と説明しました。

第3者として、冷静に相場展開を見ていられる時期だからこそ、3年半前から最近まで続いた円安展開を「長期チャート(月足)」で分析し、今後の展開を予測してみましょう。
(あくまで、個人的な見解ですから、疑いの目で読んでくださいネ!)


◆長期チャートに(月足)よる分析
ドル円 月足.jpg

チャートを見ると一目瞭然ですが、最近まで続いた上昇トレンドは、2012年2月から今年の6月頃まで、約3年半続き、その間の上昇幅45円以上となりました。

また、この間の上昇角度も極めて急角度でした。

そして、今月19日の下落までは高値圏を維持し、マーケットでは130円を目指すという見方も大勢を占めていました。

しかし、ここ1週間ぐらいの間に、世界同時株安からリスク回避の円買いが強まり、一転して急落相場となりました。

今現在のマーケットは、一転してドル安傾向で見る向きが急速に増えていますが、ドル/円の月足チャートを見ますと、2012年以降、急激な上昇をしており、まだまだ上に向おうとするエネルギーが残っているのではとも思えます。


◆短期的見通し
中国の景気減速懸念を起点とした世界的な株安が止まらない状況であり、中国人民銀行は25日に追加利下げを発表したが、中国株が落ち着きを取り戻すには相当な時間がかかるでしょう。

今回のドル安展開で米国の9月利上げ期待は、ややトーンダウンした感があります。

今まで、ドル/円は年内に127─130円まで上昇する展開をメーンシナリオとしてきたましたが、130円は遠のいた印象です。

ただ、年内利上げの可能性は十分残されており、遅かれ早かれドルの上昇基調に戻ってくると思います。

国内でも円高や海外市場の先行き不透明感から、日銀の追加緩和の思惑も出てきそうです。

年内の高値は126─128円と、年初来高値を抜けていくイメージは持っておくべきでしょう。

他方、プロのトレーダーには次のように分析している人もいます。
テクニカルには120.40円に日足転換線がレジスタンスとして機能しているため、当面の上値余地は限定的とみられ、118円後半―119円前半をコアとしたレンジで、ドル/円がレンジ以下に下がれば買い、レンジを超えて上がれば売り、という動きに収斂しやすいと見ている。
みずほ証券・投資情報部チーフFXストラテジストの鈴木健吾氏)


◆長期的見通し
可能性が高いと思われるのは、6ヶ月前後の間に115円から122円ぐらいのレンジ相場を形成し、それによって上昇のエネルギーを吸収することが考えられます。

他に可能性としてありえるのは、さらに長いレンジ相場となり、さらに徹底的に上昇エネルギーを吸収するという見方です。

ただし、国内の貿易赤字が激減しており、買い支えがなくなっている以上、上昇のエネルギーの吸収に長い時間はかからないものと思われ、半年のレンジ後、下落再開の可能性は高いのではないでしょうか。

しかし、それにしても、半年間のレンジ相場は期間的に長いものと思われますので、じっくりと見ていく必要があります。


◆待機間の着眼点(株価と為替の相関関係)
今回の展開において、株価と為替の相関関係が見て取れます。
・25日は、日経平均株価が寄り付き後793円安まで下げ幅を拡大すると、ドル円は118円台で推移。

・その後、株価が反発して294円高まで上昇すると120.10円付近まで急反発となりました。

・しかし、午後に入って、株価が再び値を下げると、ドル円も119円の大台割れとなる等、依然、激しい売買交錯状態が続いています。

 今後、この「株価と為替の相関関係」に着目して、相場が落ち着きを取り戻してからFX取引を再開しては如何でしょうか


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「FX初心者がトレード・ツール、FX会社を選ぶ際の基準」については、こちらの説明を参考にしてください。






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